愛媛の旅
2015年11月30日/2016年2月29日 
 2015年の暮れ、タオル美術館を見に愛媛県へ行った。それから記事を書こうとしているうち時は流れ、また愛媛県へ行くことになった。これ幸いと二回分まとめて書くことにし、こういう具合になりました。
 (前編後編)

◎「行くまで」
  ▼2014年4月末閉店した「坊っちゃん書房」。2013年来訪時の写真。


◎「タオル美術館」
 ここで行われた「スヌーピー・タオルアート展」がお目当てだった。スヌーピーは『ピーナッツ』という漫画のキャラクターで、その4コマ漫画をタオルの柄で表現している。えーとつまり、「4コマ柄のタオル」ということです。線が細かくて感動。
 ついでにタオル美術館も見学したが、ガガガと機械でタオルが縫われていくさまは見応えあり。それと美術館の構造のせいなのか、今何階なのか少し分かりにくかった。


◎「ブックオフ今治片山店」
 店員さんが描いたのか、「本の売り方漫画」が載ったチラシが貼ってあった。

「ジェラート」 (CD) 500円 南野陽子のファースト。「私たちのメリーゴーランド」が名曲!
「VIRGINAL」 (CD) 500円 こちらはセカンド。
「かなたへの旅」 (集英社文庫) 108円 眉村卓。

◎「ハレルヤ ひらきや」
  ▼カメラを忘れたのでスマホを借りて撮影

 ネットで見つけたお店。商店街の中にあり、写真の青い幌の上、二階が店舗らしかったが開いていない。お店のガラス戸から部屋の中を覗いてみたが、商品や棚も見当たらず。引っ越し前のようなガランとした感じ。営業していないのかな。


◎「おもしろ共和国」
  

 今治のお店。椅子やタンスが売られていて驚く。古本は、ビンテージ漫画のコーナーが入ってすぐのところにあり、サンコミックスやその他が低い棚で四棚ほど。普通の漫画も多く、ところどころにビンテージが紛れ込んでいる。文庫、新書はそこそこの古さ。

「テレビ天使」 1、3巻 (秋田サンデー) 各595円 2巻はどこへ。
「ノンキャリウーマン」 2巻 (双葉社) 55円 面白い。
「南十字星株式会社」 全1巻 (JSC) 55円 なんだか好感。
「月夜のくしゃみ」 (角川) 105円 挟んであったポストカードに惹かれる。
「パチャカマに落ちる陽」 (JA) 105円 これは嬉しかった。

◎「今治市玉川近代美術館」
 「山田彩加展 命の繋がり」を見に行った。美しい絵! 合わせて常設展示も見たが、西洋の近代絵画や日本の抽象作品が多くて面白い。小さな町だがこんな充実した美術館があって羨ましいものである。


◎「伊丹十三記念館」
 映画監督や作家として活躍した伊丹十三さんの記念館。松山市はお父さんの出身地であり、本人が高校生時代を過ごした場所でもある。私は「お葬式」「タンポポ」を見ていて、映画監督のイメージが強かったが、エッセイスト、イラストレーター(めちゃくちゃ上手い!)、レポーターなどさまざまな顔を持っていたことがよく分かった。お洒落な建物も素敵。


◎「写楽堂 城北店」
  ▼郷土系の本も

 店に着くまでの道路が混んでいる。ここらへんは大変だな、と思ったが写楽堂の店員さんたちが「今日は混んでる」と話されていたのでどうもタイミングが悪かったらしい。漫画、一般書、雑誌、アダルトなどの品揃えで、吉川英二の「新・平家物語」が並んでいたりした。ビンテージコーナーもあり、「混乱列島」(サンコミ)は買うか迷ったが、結局、財布と考え合わせてやめてしまった。

「県立地球防衛軍」 全4巻 (SSC) 400円 セットを買うのは久々。
「永井豪SF傑作集2 電送人バルバー」 250円 あと4を買うとおそらく揃う。

◎「ブックオフ松山中央店」
  ▼オフハウスもくっついている

 もうすっかり夜になってしまい、さささと棚を眺める。

「フリル」 (CD) 500円 渡辺美奈代。87年。

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