春のショットガン
 2018-8-12(日)

 8月9日に古本記事を更新しました。阪神百貨店の古本市です。

 映画
 マイク・ニコルズ監督『卒業』を久しぶりに見返した。すごく面白い。
 ダスティン・ホフマン演じる主人公ベンジャミンは、大学を優れた成績で卒業し、地元に帰ってきたところ。卒業祝いのパーティが開かれ、両親の友人であるロビンソン夫人とも再会する。夫人を彼女の家に送っていったベンジャミンは彼女から誘惑を受け、一度は断るが結局その後、関係をもってしまう。
 夫人にはエレーンという娘がおり、彼女もベンジャミンと同時期に帰省していた。両親に言われていやいやながらエレーンとデートすることになったベンジャミンだったが、彼女のひたむきな姿に心を打たれて、つい二度目のデートの約束をしてしまう――。

 『サウンド・オブ・サイレンス』をバックに空港のベンを描いたオープニングから、パーティのシーンの附いて歩くようなカメラワーク、ベンがエレーンに秘密を告白するシーンのズームイン、ズームアウト、びしょぬれや無精ひげのベンの姿、ラストで次第に変化していく二人の表情まで、とにかく映像と演出の魅力に溢れている。台詞ももちろん良いけれど、映像を見ているだけで、こんなに心が動かされる映画は滅多にない。

 ユーモアを持ちながら、青年の不安感と愛を描いていて、本当に面白いなあと思う。昔見たときも大好きだったけれど、改めて見てもやっぱり良かったです。
 (それとその、ベンジャミンとロビンソン夫人が最初にホテルで落ち合うシーンは、なんか、今の私もこんな感じになるんだろうな、と身につまされるような感覚がありました……)。

 戸川春のコーナー
 お兄さんが前回、私の存在を忘れていたので、戸川春のコーナーがありませんでした。なぜ忘れていたのでしょうか。

 春「なぜなんでしょうか」
 お「文章を書いたところで、書き終えた感があったためでした」
 春「今後の改善策は」
 お「なるべく春について考えます」
 春「つまり?」
 お「桜とか卒業式とかですね」
 春「そういえば『卒業』は卒業といってもアメリカだから、5月くらいの卒業らしいですよ」
 お「へえ」
 春「うん」

 おわり


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