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10月の春日記


2014年10月01日(水)

 居酒屋の「期間限定 夏期のみ!生ビール200円引き」の張り紙。

 よく見ると吹き出しがついており、「まだまだ続くよ~!」と付け加えられていました。「夏期のみ」だったのに、まだ継続とは。

 9月もすぐ終わったな、と沈んでいましたがそれも大丈夫。だって夏はここで「まだまだ続」いていたのですから。今年の夏は終わらない!

 と考えたものの、大丈夫でもなんでも無いうえ、完全にキリギリスでした。

2014年10月02日(木)

 図書館の返却期日が迫っているのに、読めてないこれは不味い、と焦っていたところ、休館日にちょうど期日が当たり、なんと数日延期に。わーい。

 しかし、延期と言っても読み終えなければいけないのは同じです。面白そうな本が多いですし全部読めるといいのですが。

 で、その「全部」が何ページになるか調べてみました。――1300ページ。

 あ、これは駄目だ、という感じですが、仕方もなく、細々読書中です。

2014年10月03日(金)

 踏切の看板に「なかどうり」の文字。

 「なかどおり」のような気がしますが、「キヤノン」みたいな感じで、踏切は「どうり」が普通なのかな、とも考えました。

 また、「中道理」の可能性もあります。「中道」と「道理」を合わせた、真に正しい道を表す言葉として仏教界で有名です。うそです。

 他には「ナカド売り」、東南アジアで人気の「ナカド」。栄養価が非常に高く、新時代の食品として大きな注目を集めている、こともないのでした。

2014年10月04日(土)

 「阿闍梨餅」を頂きました。最初、読み方が分からずテンパりましたが、「あじゃりもち」と読むそうです。

 ※「阿闍梨」は規範の意、またそういった規範を表すような師匠、僧侶のこと。そういった人たちが、修行中に餅で飢えをしのいだ話などから「阿闍梨餅」の名前があるよ!

 さておき、感想ですが、皮に弾力のあるどら焼き、という感じの味。しつこくない甘さもかなりの風味で、人気があるのも頷けます。

 特に、机へ置いていたら家族がいつのまにか食べていた時とか、「人気」を実感しました。

2014年10月05日(日)

 最近のお兄さん。

 テレビに海女さんが登場したのを見、家族に話しかけたのです。

 「この人たちって、つまりアマのプロよね、アマの――」
 「なに言いよるんかよう分からん」

 お兄さんには、頑張ってほしいと思います。

2014年10月06日(月)

 昨日、出かけようとしたら家庭菜園に「花麒麟」を発見。小さな花が集まった様子に愛嬌があります。いつから育ててるのか、など思いつつ、その時は出かけました。

 やがて帰宅。と、花麒麟の鉢、台風に煽られたか倒れて割れていました。慌てて家族に報告し、それは事なきを得たのです。

 しかし、よりによって私が花に気づいた当日に割れるとは。なんかこう、負の力みたいなのを発していたのでしょうか。よく分かりませんが、ヘコみました。

2014年10月08日(水)

 全国カルト対策大学ネットワークの川島堅二氏が「子どもにこんな様子があったら注意」と、カルト宗教への「気をつけろ」ポイントをまとめています。

 「決まった曜日の夜に遅く帰宅する」とか「夕食を仲間と食べることが頻繁になり、泊まりがけの合宿に参加したいと言い出す」とか、確かに怪しいです。

 極めつきは、「部屋から何かを唱えている声が聞こえる」。

 もう、越えてしまった感じです。これがドアを開けたらヒトカラ、なら安心ですが、それもそれで。

2014年10月09日(木)

 KIRIN「食膳茶」。「いただきますの前に」とラベルに大きく書いてあります。つまり、これを飲んでから食事をすると、いいよ、ということでしょうか。春、こういう「楽して健康」みたいなの好きなので、買ってみました。

 で、思ったのは「食前」の難しさ。食べたあとに、「あっ、これ飲んでない」を2回やりました。記憶力が空しいです。

 そんなわけで、食前ではなく食中に飲んだ「食膳茶」。健康面の違いは正直分からなかったものの、烏龍茶な味が楽しめました。

 が、ラベルをよく読んでみると、「いただきますの前に」こそあれ、「なぜ食前なのか」は特に書かれておらず、あの2回は、その、一体。

2014年10月10日(金)

 たぶん引っ越しですが、マネキンをビルから運び出し、車へ乗せていました。「載せる」の方かな。分かりません。

 ともあれ、マネキン。おじさんが抱えるように運ぶ姿がどことなく、「お姫様だっこ」に似ていておかしかったです。重たそうなおじさんと、無表情なマネキンの対比。

 ただ、車に積み込んでいる時は「拉致」というワードが頭に浮かび、ドキドキな感じでした。

2014年10月11日(土)

 川沿いの道をうろうろ歩いていたところ、猫を見つけました。茶色で、やたらと可愛いです。これは写真に撮ろう、とカメラを取りだして気づきました。

 隣にも猫が。こっちは黒と茶色の柄で、これもまたいい表情。いや、ここがこんなに猫スポットとは思ってもみませんでした。では早速、シャッターを――。

 「電池残量がありません」

 えっ、ええー。

2014年10月12日(日)

 目薬を買いました。

 卵形の容器に入った目薬が奇麗で、「かっこいい」と眺めたり、目薬をさしたりしていたところ。

 容器に気泡が入ってしまいました。別に害は無さそうですが、なんかフワフワしていて軟弱です。そこでなんとか、気泡を追い出そうとしたものの、そうも行かず。

 やがて、指先の力を調整してまで気泡と対峙する自分を思い、そっと目薬を置きました。すると、その目薬が机から落ち、余計に気泡が増えて、なんだかもう落ち込みました。

2014年10月13日(月)

 昨日の「劇的ビフォーアフター」、題材は庭リフォーム。それに、ビワの木の近くにフレームを作成、これを登れば収穫が簡単!という話が出てきたのです。

 助っ人として登場したユージが登って、ビワを採ってみせるシーンも流れ、下からスタッフが「一番高いところになっている実にも手が届きますね」と言ったり、楽しそうでした。

 ただ、手が届くのは、ユージが185センチだからだと思いますけれど。

 そんな感じで、画面の前でツッコんだりしました。

2014年10月14日(火)

 キング3。

 ▼「キングオブコント2014」の感想を日記に書こうと思ったのですが、予想以上に伸びてしまったので、独立させました。

 ▼「キングコーン」という映画のDVDを貸してもらい、見ました。食に関するドキュメンタリー映画で、とても面白かったです。またそのうち日記に。

 ▼「キングジョー」はカッコイイですね。

2014年10月15日(水)

 家畜の牛。彼等は「とうもろこし」だけ食べて育つのですが、それで食生活は大丈夫なのでしょうか。栄養がありそうな牧草に比べ、とうもろこし生活は良くなさそうです。

 で、実際そうらしく。そういう生活を続けた牛は胃酸が増加、中には胃潰瘍になることも。「モー勘弁」ですね。――(笑顔)。

 ただ、それもこれも、とうもろこし生活が家畜を育てるのには向いているからで、結局、
 牛「胃が痛い」
 人間「知らない。早く育て」、てことなのかもしれません。

 これからは、牛の環境も少しは考えていかないとな、と思います。思った矢先、「占い 今日のラッキーフード 牛タン」とか出ましたけれど(実話)。

2014年10月16日(木)

 ネットで記事を読んでいたら、「ガガンボ」という言葉に遭遇しました。比喩に使われていたのですが、「ガガンボ」って何だ、ゲームのキャラか、と検索したのです。

 虫でした。

 おまけに、一番苦手な手足が長いタイプ。あの、こういうのは良くないと思います。「ガガンボ(虫)」と表記するとか、「Google『ガガンボを本当に検索しますか?』」とか、出すべきではないでしょうか。

 自分の無知が原因とはいえ、画像検索は恐ろしいです。あー。

2014年10月17日(金)

 先日、お兄さんの家族がレンジでいか天を破裂させました。お兄さん、一応「いかの天ぷらは破裂する」て言ったのに、聞かれてなかったみたいです。流石です。

 さておき、それで浮かびました。「いかの天ぷらトリック」。

 まず、狙う相手を消音器付きピストルで射殺。その後、いかの天ぷらをレンジへ入れ、一定時間後にスタートするようにします。それが出来たらパーティへ出かけアリバイを作るのです。

 やがて時間になり、「パン!」。発砲時刻は偽装され、アリバイも完全なものに。

 天ぷらの処理を無視すれば完璧なトリックと言えますね。 言えませんって。

2014年10月18日(土)

 駐車場で、隣になった車にリラックマのぬいぐるみが置いてありました。フロントウィンドウの下、小さな隙間で寝ています。

 で、場所が悪かったのか日光が直撃、やたらと暑そうです。もう秋ではあるものの、それでも蒸している様子がじわじわ伝わってきます。

 これではこいつも、リラックスできそうにないです。

 リラックマなのに、ですね。――(作り笑い)。

2014年10月19日(日)

 「事故多し」と書いてあるだけの看板。「事故多しスピード注意」とかではありません。これでなにを喚起すると言うのでしょうか。

 それは、実は「なんでもあり」ということ。「スピード注意」と限定しないことで、「事故多し」を見た人の頭に浮かぶ、そのすべてを発信することができる、と考えられるのです。

 「事故多し。そういえばこの辺、前に渋滞あったな」とか「事故多し。ええ、そこに亡くなった子の霊が…」とか「日記のネタが出来た」とか。

 日記のネタが――ネタが――。

2014年10月21日(火)

 小話。

 「院長なのに、医師免許を持ってないって」
 「え、どこの院長」
 「学習院」

 分かりにくいうえ、そんなに、という感じですが、考えた時は面白かったです。こういうので食べていけるといいな、と思います。思ってどうする。

2014年10月22日(水)

 3人でお店に行ったところ、飲みもののサービスがあるとかで。

 店「お茶と珈琲とジュースがあるんですが」
 私「えっと、じゃあお茶を」
 隣「珈琲で」
 前「私もそれで」
 私「(ええー)じゃ、じゃあ私も珈琲で、いいです」

 自分のためだけにお茶を入れてもらうのも、と慌てたのですが、我ながら挙動不審でした。

2014年10月23日(木)

 先日、叔母から母へ電話がかかってきましたが、母は留守でした。それで私がメモを取ったところ、「おばちゃん」て書いていて、子供感です。

 いや、最初は「叔母」とちゃんと書くつもりでした。が、「叔」の漢字が出てこず、仕方なく平仮名で「おば」と書いたら流れで「おばちゃん」に。

 この分では、祖母からの電話は「おばあちゃん」てメモってしまいそうです。あ、でも「祖」は難しくないから大丈夫か。大丈夫でした。わーい。

 喜びハードルの低さ。

2014年10月24日(金)

 時間をつぶすのに最近、同じ場所で読書していたところ、前から小学生がやってきました。

 「あっ、またおる」

 バレた。なんか思いきり恥ずかしかったです。そのうち、「近隣の不審者情報」とかに載りかねません。今度から場所を変えないと、ですね。

 しかし、小学生といえど記憶は侮れぬ、と感じます。意外に覚えられるものです。まあ、ずっと同じ上着なのが原因の気もしますけれど。

2014年10月26日(日)

 レンタカーへ乗る機会があり、これ幸いとカーナビに触れてみたのです。

 設定やタッチパネルなど戸惑ったりもしましたが、やはり便利で、いいなあ、と思います。

 が、サイドブレーキを引いた状態でしか操作できない、という設定は。安全を考えると仕方ないのでしょうけれど、ちょっと面倒でした。

 あと、地図を拡大する時、「拡大だから広い」→「広域選択」と素でやってしまい、恥ずかしかったです。

2014年10月27日(月)

 病院へ子供の頃行った時。

 診察も終わり、先生が尋ねたのです。「粉薬と錠剤、どっちでお薬出しましょうか」。で、答えました。

 「粉薬を」
 「粉薬!?」

 ええー。選べと聞かれて答えたら、この反応で衝撃でした。粉薬は一体。ちなみに、次、病院へ行くことになった際は、「絶対錠剤て言おう」と覚悟しましたが、その時は特に聞かれませんでした。謎。

2014年10月28日(火)

 ジャンプで「名ばかりの復刻連載漫画」と目にし、「なんてことを」と思ったら「名作ばかりの」でした。

 「なんてことを」は私の目だったわけですが、「名ばかりの漫画」て、変な感じで面白いです。「巨人の星」なのに中日ドラゴンズとか、そんな漫画(でもそれはマガジンです)。

 しかし、考えてみれば「春のショットガン」なのにショットガン要素のないこのサイトも、「名ばかり」かもしれません。ショットガン要素を入れなければ。

 <バーン(銃声)(要素)。

2014年10月29日(水)

 「シューリーズ」なる車修理の会社があり、昨日、前を歩いていた小学生がそれの話をしていたのです。

 小「なんでシューリーズって名前にしたん?」
 私(修理だよ)
 小「修吾じゃけえ?」
 私(ええー)

 誰ですか、修吾。修吾で「シューリーズ」というのもよく分かりませんが。子供の発想は柔軟というか、ケタが違います。

2014年10月30日(木)

 外は寒く、顔を洗えば水が冷たい。家から出たくない季節。

 仕方ないので、片付けをしました。といってもぐだぐだだった本棚を整理、くらいのものですが、阿呆のように漫画があったりしたため意外と難儀なことに。

 結局、漫画は本棚と収納袋になんとか収納。雑誌やら「吉原遊女のすべて」など微妙に入りきらなかったものは気にしないとして、ひとまず終了です。わーい。

 が、「気にしない」をやったせいか部屋の見た目は前とほとんど変わらず、切ないなあ、と思いました。

2014年10月31日(金)

 自転車に乗った小学生が、近くのお母さんへ話しかけていました。

 小「ママ、自転車ぐるぐる回るジェットコースター!」(円を描いて走っている)
 母「楽しそうだねー(棒)」
 お母さんのノリは微妙でした。

 で、しばらく後。
 小「怖かった!」

 運転手が怖がっているジェットコースターはいやです。

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