春のショットガン
 2019-6-7(金)
 戸川春のコーナー
 実験映画が面白いのでおすすめします。たぶん、あの、違法アップロードのような、あの、その、ごめんなさい、ただ、ユーチューブで見られて、その、見てしまいました。DVDもある作品はあるので、それを探すのが良いかもしれません。また、各地の美術館等に収蔵された作品もあるようです。
 実験映画、と言っても幅広く、長編から短編、シュルレアリスムから物語まで、歴史も長く続いています。有名な『アンダルシアの犬』(ルイス・ブニュエル)もそのひとつで、面白いですが、ちょっとグロテスクです。昔、友達と一緒にDVDを見たときは、友達がずっと「なにこれ」と言っていました。そういえば、ブニュエルには『欲望のあいまいな対象』という、これは実験映画というより映画の作品もあって、これも「なにこれ」ですが面白く、こういう、男の人が困っている話は好きかもしれない、と思いました。
 さて(照)、私が、最初に実験映画に興味を持ったのは、広島市現代美術館で流れていた『SPACY』(伊藤高志)という作品からです。ストーリーというより、映像自体がぐるぐるして楽しいし、見ていてあっという間でした。伊藤さんには『Thunder』という作品もあり、きれいで、見ているとモチーフからいろんなことが思い浮かび、惹かれます。
 金坂健二さんの『Super up』も格好良い作品です。1966年の作品ながら、今見ても印象的で、挟まる広告や看板にも感じるものがあります。
 最後は寺嶋真里さんの『初恋』です。とても美しく、色調や衣装、俳優の方々まで、すべて作品の世界に貫かれていて、良いなあ、と思います。この作品も上記作品群と同様、明確な台詞はありませんが、いくつものシーンから「わかる」ものがあって、それを見たあとふっと考えたりするのも、なんだか幸せに思います。
 という感じで、実験映画、おすすめしました。
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