広島市の地下街シャレオで行われた古本まつりを今回も訪ねた。前回より参加店舗も一つ増え、ますます盛況である。大都会ではない広島の町で、こうしたイベントが定着していることは嬉しい。
◎古本まつり
初日である十二月二十七日と、一月三日の計二回参加した。会場へ近づくとざわめきが聞こえる。ところで、前回の記事では「最初に漫画コーナーに行こう」とか書いていたけれど、今回は普通に一棚ずつ見て回った。適当ですみません。
人混みをぬって、文庫、小説、美術、CD、詩、芸能など見、やがて漫画コーナーにたどり着いた。
◎漫画コーナー
今回はメインといえる大きなワゴンが多く、さらに別のところへちらほらしたコーナーも、という具合で全体的な量の増加を感じた。特にA5版(?)サイズの漫画が目立ったような。
ある棚の前では女の子が二人、並んで立ち読みをしていて、微妙に近づけなかった。でも微笑ましかったのでよし(いいのか)。
◎ジャニーズコーナー
相変わらず増殖しつつあるが、今回もなかなか。グッズやCD、大量の写真。ジャニーズ人気を感じる一幕である。特に今回は時期もあってか「ジャニーズ福袋」なども登場していた。
また、きゃぴきゃぴした女性陣に混じって商品を選ぶ男性が一人。いろいろである。
その後は普段通り映画パンフを回覧し、ほかに気になる本がないか探しつつ終了した。
「戦場のメリークリスマス」(パンフ) 500円 たけしが若い。
「ビートルズ ソングブック 1」 500円 2も出ているみたいだが。
「妖人奇人館」 200円 澁澤龍彦の著者近影が格好良い。
「恐ろしい本」 1000円 なんとなく買ったが内容が重いらしい。読めるだろうか……。
「マンガ奇想天外」 価格失念。大友克洋目当てで購入。
「夏への扉」(花とゆめ) また失念。表題作をとりあえず読んだ。流石に面白い。
さて、古本市から帰る途中、ブックオフのセールにも寄ったが、「こたつ~から出られない~」と例のコマーシャルの曲がかかっていて可笑しかった。