古本屋の探し方を書いてみました。行く都道府県に、どんな古書店があるのか探すときをイメージしています。
(例・島根県に出張になった。じゃあ、島根県にはどんな古書店があるの?)。
1.「日本の古本屋」の「古本屋を探す」を使う
都道府県別で検索ができます。簡単で使いやすい!
利点
信頼できる情報があり、登録された店の目録も見れる。
欠点
登録数が少ない。チェーン店、新古書店は載っていないことが多い。
2.その県の古書籍組合のHPを探す
「○○県 古書籍組合」といった具合に検索すれば大抵見つかります。こちらも参照。
利点
直リンクがある事が多いので、古本屋自体のHPに飛べる。地域での即売会等のイベントも確認できる。
欠点
更新が止まっているHPもある。
3.まちBBSを見る
まちBBS(地方掲示板)。「○○県 古本(or古書) 名無し」で検索をかけるといいです。
利点
地元民の生の声や、移転・閉店・開店情報がつかみやすい。ブックオフや郊外チェーンの情報も多い。
欠点
掲示板の過去ログが残っていないこともある。また2ちゃんねる系列なので、慣れていない人は戸惑うかも。
4.個人のサイトを探す
該当地域に住んでいる古書ファンの方が作ったサイトやブログ。1~3の方法で見つけた古本屋の名前で検索すると、見つかりやすい傾向。
利点
更新が続いているサイトなら、情報の信用度は高い。管理人と連絡が取れればなお良し。
欠点
管理人の主観が大きく働いている。某サイトのようなのもいる。
5.書籍で探す
全国古本屋地図、古本屋名簿などの書籍を使って調べる。HPがない場合は、ここから調べるのが手っ取り早いかもしれません。
利点
目が疲れない。ネットに情報が無くても調べられる。
欠点
最新の情報を掴むのは難しい……。
6.グーグルマップを使う
グーグルマップで目的の県を指定し、「付近を検索」に「古本」と入れて検索する方法。
利点
表示件数が最も多い気がします。
欠点
古本(ふるもと)さんや「中古」車ショップ、不動産屋(「中古」マンションに反応)もヒット。
1~6で調べたら
目ぼしい古本屋をチェックしたら、その古本屋の住所をグーグルマップで調べ、ストリートビューを見てみるのがお勧めです。店が閉店していないか、どういった傾向の店か等、外観を見ると判断しやすいです。
探す場所によって
都会
東京や大阪といった大都市の場合、1の方法では、検索結果が膨大になりがち(都会は古本屋が多いため)。そこで2つの方法を使うと絞り込めます。
1.場所で区切る
例えば「東京都 古本屋」ではなく「八王子 古本屋」というように行く場所を限定し、その近くの古本屋を探すようにする。
2.目的で区切る
都会の場合、特定ジャンルのみを扱う古本屋も豊富です。なので例えば「SF 古本屋 東京」と検索しても、絞り込めます。
地方
目的地が地方の場合、古本屋がゼロという事もあります。それでも古書店に寄りたいという方には――。
1.足を伸ばす
地方でも市の中心等なら店があったりする。こうなったら街まで足を延ばしてみよう。
2.チェーン店・リサイクルショップ
個人店が見つからなくても、ブックオフ等のチェーン店はあったりします。また、リサイクルショップも、大型店舗は古本を扱っていることが多いので、調べておくと○(ただし漫画と文庫のみのパターンも多い)。
それほど目新しく無かったかもしれませんが、私はこんな感じです。