広島県の開店している古本屋一覧

 広島県で現在営業中の古書店です。(ただし全てではありません) /閉店
 ※2019月7月時点の情報です。※ネット古書店は一部のみ記載。

◎チェーン店編  ◎個人店編

◎チェーン店編
ブックオフ (12店舗)
  (西条中央店)
 本を売るならブックオフ。本、CD、DVDを中心に、店によってはゲーム、家電など。大手町や八木にある「SUPER BAZAAR」店舗は衣服なども扱っている。HPに店舗の詳細あり。
 昔ほどではないようだが、今でもCD、漫画に掘り出しものが出ることがある。これは古い品(70年代の漫画など)を買い取る店と買い取らない店があるなど、店舗の方針と関係している様子。気に入った店があれば通うと良いかもしれない。
主観的な印象(一部)
西条中央店
 広島大学があるせいか、商品の回転が良く、漫画、一般書ともに充実。2019/8訪れたときには、ビンテージ漫画のコーナーも作られていた。大学教科書が売られているのも特徴である。
広島海田店
 2010年ごろは漫画コーナー等なかなか面白かったが(『菫画報』の一巻を買ってハマった)、2018年ぐらいから家電コーナーが大きくなり、本の楽しさはかなり減った。CDコーナーももともと大きくなかったが、おもちゃコーナーの拡大にあおられてより小さい。少し寂しい。
フォレオ広島東店
 スーパー等も隣接しており、車で行くには良い立地。漫画と、雑誌等大型の本コーナーにときどき変わったものが見つかるような。CDコーナーも結構気に入っている。
SUPER BAZAAR 54号 広島八木店
 大手町店と並び、相当大きい。CDコーナーになぜかハイポジがあったり、妙な面白さがあって好きである。文庫コーナーもなかなか大きい。古着、楽器、玩具等も充実。
SUPER BAZAAR 広島段原店
 SUPER BAZAARのなかでは小さい(ような)。レコードコーナーがある。趣味の本、雑誌等が回転が良く、見ていると楽しい。イオンのなかにあるので立地は良い。新刊も雑誌など少し扱う。
SUPER BAZAAR 広島大手町店
 広島のブックオフの旗艦店だと勝手に思っている。市内中心部にあり、原爆ドームや本通などの観光のとき、アカデミイ書店等と合わせて行くと楽しいと思う。一階が本、CD、おもちゃ等。地下は雑貨、古着となっている。昔「アストロ球団」がずらっと出ていたことがあったり、CDコーナーは広いだけあって品揃えが良かったり、さすがという感じがする。
広島己斐本町店
 一階が駐車場、階段を上がるとお店。「チープ・シック」を買ったことがあるが、こういう趣味の本、一般書が興味深い。CDコーナーも、大きさはそれほどでもないが、妙に(私は)気に入ったものと出会うことがある。
広島隅の浜店
 CoCo壱番屋の下の階にあるお店。雑誌コーナーの雑多な感じ、文庫、CDコーナーと、少し掘り出しもの、というか、探していく楽しさがあるお店のように思う。
古本市場 (古本2店舗)
 2015/5/31に観音店が閉店。福山市に2店舗を構える。ビンテージ古書はあまり見ない。
お宝買取団・マンガ倉庫 (2店舗)
 リサイクルショップ系のお店。東広島店は大きく、古着、CD、ゲーム、おもちゃなどの商品も多い。CDがやや面白いかも。漫画中心に少し一般書籍もある。八丁堀店はドンキホーテの地下にあり、本はほとんどないが、ショーケースにレトロなビンテージ漫画、雑誌(70年代の少年マガジン、特撮系など)が少しあった。値段はふつうである。
開放倉庫 (福山に1店舗)
 上の「お宝買取団」と雰囲気が似ている。大型のリサイクルショップ店舗で、本は漫画と一般書籍が中心。
お宝市番館 (呉に1店舗)
 もともと「マンガ倉庫呉店」という名前で、しかし「お宝買取団・マンガ倉庫」グループとは別の会社らしく、ややこしいな、と思っていたら名前が変わっていた。漫画中心に文庫本など。ビンテージの漫画コーナーが少しあったが、行くたび本が減っているような。一方で新しい漫画は入れ替わりがあるようである。
花いち古書センター (1店舗)
  (竹原店)
 一時は多くの店舗があったが現在は1店舗。その竹原店は文庫、漫画、児童書、CD、雑誌など。少女漫画が多い(かも)。
マイアミ書店 (3店舗)
 
 三次店は、漫画中心に文庫本、アダルト関連を扱う。価格は安めだが本の状態がさまざま。ほかにCDとゲーム、レコードも少しあった。八木店も本は同じような品揃え。アダルト系同人誌も販売している様子。昔は安売りの漫画コーナーがあり、古いKCなどが置いてあったが2017年夏に訪れると跡形もなくなっていた。船越店はHPには記載がないが、均一の漫画棚が少しあるとのこと。
 「花いち古書センター」と親会社が同じようである。
ジャンク堂 (2店舗)
 大型リサイクルストアで文庫・コミック等の駅家店と、もともとブックマーケットの名前で営業していた尾道店の2店舗がある。尾道店も品揃えは新古書店らしく似た感じ。ビンテージは少ない。
トレンド書店 (1店舗)
 アダルト中心のお店。2017/7ごろ広島あけぼの通り店が閉店。東広島八本松店はアダルト以外は2棚ほどで、文庫、漫画。ほんの少し一般書籍や美術書などの大型書籍もあった。中古CD(なぜか洋楽中心)も。HPがリンク切れになっているが、開店しているのかな……?
※このほかアダルト中心店では、福山市に3店舗を置く「ブックメイト」、広島市などに3店舗を置く「東京書店」がある。未調査。
フタバ図書 (古本販売:12店舗)
 店によって品揃えがさまざま。扱う本のジャンルは幅広いが、基本的に文庫、コミック中心で、ビンテージ商品は少なく、古本マニアが巡っても収穫は得にくいかもしれない。比較的新しい本や過去のベストセラーを探すと出会いがあるかも。2015年ごろから、新刊と古本を同じ棚に並べている店が増えていたが、最近(2019)はまた別々になっているような? リサイクル館が西条にあったが、2018/11/30閉店し、フタバ図書八本松店に統合された。
ゲオ (古本販売:3店舗)
 呉中通店は近年の漫画が中心。少し文庫と小説(単行本)がある。新広店も漫画がほとんど。廿日市店は看板に「古本工房」というロゴがゲオと合わせて書いてあり、それもあるのか文庫、小説、趣味、漫画など一般的な品揃えながら、ほかの2店より本が多い。ちなみにハードオフの隣。
◎個人店編
《広島市》
アカデミイ書店金座街店
 
 広島の古本屋といえばここという老舗。地元の中国新聞にもよく広告が載っている。堅めの本(美術、文学、郷土、歴史、社会科学等)が主だが、セット漫画や映画のパンフレット、CDも扱っている。ショーケースに教科書に載るような作家のサイン本があったりしてすごい。2階建てで、階段に並ぶ新書類も面白い。
アカデミイ書店紙屋町店
 
 ビンテージの漫画が縦に長い棚に入っている。量は多くないが、ガロなどの雑誌も。ほかに美術や写真集、音楽など趣味の本を扱い、金座街店より柔らかい雰囲気がある。均一棚も変わったものが出るので面白い。またカープグッズは随一。2015/11に現在の場所に移転した。
あき書房
 郷土史、交通、戦記、塩関連の本などを扱っているお店。こぢんまりとした佇まいで、入って両脇にある本棚以外を見るのには少しコツがいりそう(ちなみに両脇の本棚は文庫、新書)。漫画はないが、古地図の復刻等もされている。前に文庫を買ったとき「痛んでいるから」と割り引いてもらった。日曜定休。
大学堂書店
 
 堅めの黒っぽい本が中心だが、漫画も少しあった。老舗らしく哲学宗教、文学、歴史、郷土、その他学術系の本など。店の前の均一棚はさまざまな種類の本が並び、見逃せない。また雰囲気が歴史を感じさせてとても良い。東広島市に移転するまでは、広島大学はここにあったのだった。文庫本も多数。日曜・祭日定休。
景雲堂書店
 
 わりと新しいお店だが、品揃えが良く見応えがある。岩波や講談社現代などの新書、文庫、文学、趣味の本等。古本オーロラという一般の方が自分の本を並べる棚が用意されている。
READAN DEAT
 本川町のビル2階。「READ AND EAT」という名前が表すとおり、アート(写真、映画、美術)関係の本、食に関する本が揃っている。また陶器などの雑貨やリトルプレス(充実!)、ZINEも。現在は新刊がメインか。絵画やトークショーなど、さまざまなイベントも行っている。火曜定休。
古本と珈琲 楢(なら)
 
 横川。児童書や絵本、旅行関連、雑誌など。またレシピ本や、日本文学なども充実。雰囲気のある、温かいお店である。また店名のとおり、珈琲も楽しめる。
本と自由
 
 横川シネマのそば。写真集、映画、音楽などアート関連。雑誌も並ぶ。現代思想、戦争関連の堅い本もあり木山捷平、バロウズなど凝った品揃えの小説も。ほかにSF・ミステリの文庫など。漫画は少し。珈琲、お酒も飲めるとのこと。
nice nonsense books
 
 土橋町。BRUTUS、ku:nelなどの雑誌や、写真集、画集、文学、旅行記、漫画(手塚等)。絵本など児童書と、雑誌にお店の力が入っているのが窺える。いま(2019/8)ブログを見たら80年代のOliveが入荷していてほしくなってしまった。古い民家を改装した店内が雑貨店のようでおしゃれである。
福ぶっく堂
 2017/1に開店。タカノ橋商店街近く。民家の2階、六畳二間に小説、趣味、エッセイ、実用書、絵本や文庫など。ホームメイドな雰囲気の漂う小さなお店。ホームページには一部の蔵書リストなども。火・木・土曜日営業。
本・珈琲 あとひとり
 南区霞町。2015年オープン。不定休。現在移転作業中で、店舗営業再開にはもう少しかかりますとのこと。未調査。
谷口屋書籍雑貨店(芸備書房)
 安佐北区。2019/1/19オープン。鉄道に関する書籍のほか、古地図や思想・社会科学、文学なども扱い、また雑貨の販売、喫茶店も営業しているとのこと。もともと「芸備書房」というお店だった。未調査。

《廿日市市》
ホリデイ書店
 
 古本、新刊、雑貨等も扱う小さなお店。2016年オープン。文学や趣味の文庫のほか、アート系の一般書など。漫画はあまり見なかった。新刊は、本屋さんやおしゃれな趣味のものなど。絵本カフェなどイベントも開催されている様子。

《呉市》
甘茶書店
 住宅街にある小さなお店。フリーペーパー「甘茶手帖」も発行。2016年オープン、新刊、リトルプレスも扱っているとのこと。未調査。毎週水~土曜日営業。

《熊野町》
神鳥書店
 熊野唯一の古本屋。漫画は扱わないが歴史、郷土、書道に関する本に強い印象。催事への参加も各地で行う。民家を改装した特色あるお店。

《三原市》
駅裏本町文庫
 
 文庫がほとんどだが、少し郷土系の古書なども。昔はビンテージの漫画も扱っていた。

《尾道市》
尾道書房
 
 尾道市にあるお店で、新書や文庫、漫画中心。絶版漫画もある。「坂の町」らしく坂道に位置する風情あるお店だが、周辺一帯は建物が密集しているため、事前に地図で場所をよく確認しておくことをおすすめする(というか私が一度迷った)
画文堂?
 尾道書房のすぐ前にある、「古本・CD」の看板が出ているビルの2階。2017年時点では、1階の飲食店(「8ページ」。店内に古本多数)の方に話をすると2階の古本書庫スペースへ行けたとのこと。未調査。
弐拾dB
 平日の23時~27時、土日の11時~19時に営業されているお店。木曜定休。にじゅうでしべる、と読むそうです。未調査。

《福山市》
児島書店
 福山市の町の古本屋さん。専門書、学術書、新書、少し漫画、文庫など。歴史系の本も多い気がする。老舗であり、「古書」も扱うお店。
松永書店
 かなり昔に訪れたきりで、おぼろげな印象のみ……。
古書店ぬまくま
 沼隈町にあるお店。月、火曜日休みとの情報がインターネット上にあったが詳細不明。未調査。

《大竹市》
そうせいき古書店
 
 たくさんの本が崩れ落ちそうなほど高い棚に入っている。オールジャンルを扱い、ビンテージ漫画もある程度ある。文庫や、アダルト関連の商品も多数。児童書もなかなかある。本は積み重なっており、通路も埋まってきているので探しにくいが、探せば面白い本が出てくる予感がする。CD、ビデオ、ゲームも。

《庄原市》
どら書房
 庄原市中本町2-1-10で2014/9オープン、2016/1から本格営業。作家の赤川仁洋さんが店主を務める。未調査。

「広島県古書籍商組合」 
「日本の古本屋 古書店検索」
「紙屋町シャレオ 古本まつり」 年に数回行われている古書市の公式ページ。


店舗についての質問・訂正等あれば、掲示板でどうぞ。分かる範囲で回答、また訂正いたします。(コメントは個人的なものです)


追記:催事等で見かけることの多いネット古書店
「アッシュ書店」
「岩書房」
「古書あやかしや」
「古書ひろしま文庫(古本交差点)」
「ふるほん三ツ矢」


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